
🚀 11 月のスタートダッシュ: Kubernetes 入門コースでコンテナオーケストレーションに挑戦
井原 拓(メンター)
2025年11月2日
11 月に入り、開発現場では来年に向けた技術投資の動きが一段と活発になってきました。そこで今回のコラムでは、今週公開された 「Kubernetes 入門」コースを取り上げ、クラウドネイティブ時代に必携となった基盤技術をどのように学び始めるべきかを整理します。
どんな人にフィットするコースか
- サービスのスケールや安定運用に責任を持つエンジニア
- DevOps や SRE としてキャリアを伸ばしたい開発者
- クラウドサービスを軸にしたプロダクト開発をリードしたいテックリード
コースで得られる実践知識
- K3s を使った軽量クラスタ構築: ローカル環境で素早く Kubernetes を体感し、学習のハードルを下げます。
- 主要オブジェクトの体系的理解: Pod / ReplicaSet / Deployment / Service など、日々の運用で欠かせない概念をハンズオンで深掘り。
- ConfigMap・Secret・PersistentVolume・Helm まで網羅: 構成管理や継続的デリバリーの基礎を押さえ、現場適用の準備を整えます。
- 運用・スケーリングのベストプラクティス: 障害対応やリソース最適化など、チームに持ち帰れる知識を凝縮。
コースの中身をチラ見せ
実際のレッスンでは、Pod のライフサイクルを題材に「どの状態で何が起こっているのか」を可視化しながら学びます。たとえば、短命な Pod を作成して Pending → Running → Succeeded を追いかけるハンズオンでは、以下のようなマニフェストを使います。
apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: echo-pod spec: restartPolicy: OnFailure containers: - name: busybox image: busybox command: ["echo", "Hello, Kubernetes!"]
kubectl get pods や kubectl describe pod echo-pod を組み合わせ、状態遷移やイベントログを自分の手で確かめることで、ドキュメントだけでは掴みにくい挙動が腑に落ちる構成になっています。
サブスク加入で広がる学習体験
メンバーシップでは、Kubernetes 入門コースをはじめとしたオンデマンド講座を横断的に学べるだけでなく、
- スキル領域別の学習パスで次に学ぶテーマを迷わず選定
- AI チャットによるサポート
- Discord での質問対応や必要に応じたビデオサポート、月イチのオンラインセッションで疑問をリアルタイムに解消(サポートプラン・共同開発プラン)
- 毎週のアジャイル運用で実務のコツを無理なく習得(共同開発プラン)
継続的にアップデートされるコンテンツラインアップを活用すれば、個人もチームも中長期の学習プランを描きやすくなります。詳細は メンバーシップページ でご確認いただけます。
編集部より
クラウドネイティブ化が加速するなか、今回のコースを足がかりに、運用自動化やマルチクラウド戦略など、次なる学習テーマにも挑戦してみてください。
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